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今日は夕方までの営業の日ですからどうしても、ゆっくり眠たいな〜と思いつつ、足取り重くプルトニウムの学習会へ行ってきました。元京都大学の小林先生という有名な方が見えるので。
科学者というのは、推測とか憶測とかそういうわかんないことをいうときはナーバスで、絶対私はデータを持っていませんから…。という言い方。こういう学者は、御用学者はできないわけで。
前回、北海道の有識者検討委員会の北大の工学部の先生が、「プルトニウムは飲んでも大丈夫、身体から出て行くから」と言ったことについて言質をとるために、わざわざ言ったんです。私も、執念深いところがある。
推進派というのはときどきこういうアホらしい文言を入れてくるわけですが、この話をするとみんな「あんたが飲め!」と言ってやれば良かったのに…。って、絶対発言許されない恐ろしい時代錯誤の会だったんやけん。そんなわけで、さすがの小林先生も「あんた飲めって言えば」と苦笑してしまった。
しかし、データあるんですか?という私の質問に、「いや、プルトニウムなんてさわれない。そんなデータを私はもっていない」だよね〜。そばにもよれないプルトニウムだぜ。
それでも、もう一度確かめてみたら「犬を使ってでも実験したら計測できるかも知れないけれど…????(もうそれ以上ばかな質問、答える意味ある?)」だよね〜。
経済格差はこういうときのためにある。
人のやりたくない仕事をさせるために。誰がプルトニウムの箱詰めを運ぶんじゃい、車に乗せるんじゃい、原子炉に運んで入れるんじゃい。北大の先生たちがするわけでもない。「大丈夫、飲んでも安全だから(吸ったら大変だけど)」という説明と友に、土方で働くよりも大金が舞い込むことでしょう。そのお金と人生を引き替えに。
原発労働者に会ったことがあるけれど、ろれつも回ってなかった。もうああいうふうになったら、どこの原発でも使ってくれないし、被ばく量は一つの原発ずつで隠されていくから、絶対、労災にはならないし。
特に若い人には、絶対お金のために、原発で働くな…と。
会場の出口で、岩手から来た3人の方々がいらっしゃいました。お父さん、お母さん、お姉ちゃんという年齢ですがもちろんご家族ではないでしょう。六ヶ所村の新聞広告のお願いのチラシを配っていました。
有り金渡しました。自分と同じ気持ちでなんらかわりない。
地震のあった岩手からわざわざ。あの地震で大陥没したところにだって、高レベル廃棄物廃棄場つくろうかみたいな話も出ていたんです。
頭にいっぱいプルトニウムの知識を詰め込んで、どうしてみんなその人たちの前を素通りできるの?
六カ所が今トラブッテいるうちに止めないと。
もう年寄りはいいわ、木村総理に代わってほしい!
夜の時間の延長が始まり、やはりさまざまなメニューが増えているのであれこれ仕込みをしていて、以前の倍、作業が増えているような気がします。今まで朝から晩まで…やりたくなかったのは、まず第一に自分が続けられない…から。玄米を炊き続け確保することで頭がいっぱいですから。余力がありません。
新スタッフも加わり、ようやくそれができるようになりましたが、最初の一週間のみはなんとか、私も裏方で、揚げ物と蒸し野菜のいわゆる後方支援ということで。
しかし、ね、身体のリズムが狂って、大変。その上、二日続けてバカのような暑さです。でも、お昼の炎天下、暑苦しいとも思われる玄米を食べに来てくださる方がやはり増えているような気がします。
昨年など暑い日は、さっぱりで水まきばかりしていたような。
そういえば、九州の冷や汁やったらいいよ…と長岡の先生たち言っていましたっけ。冷たい氷の浮かんだキュウリとミョウガなどのお汁らしいのですが、みたことも食べたこともありません。それを玄米にぶっかけて食べるらしいのです。
自分風といえば、長岡の玄米に冷たい味噌汁をかけてですね。それから、夜のメニューの一つのひまわりの種などをこっそり盗んで(夜のスタッフにみつからないように…)ごはんにパラパラかけて食べるんです。オリエンタルでしょ…って、自分だけか…。スタッフ誰もマネしてないしね〜。
自然酒も様々の種類が入ってきていますが、味重視で。でも、自然酒はやはり悪酔いしませんね。次の日にも残りません。それは、私もチェルノブイリで40°もあるサマゴンという地酒をストレートでさんざん飲まされ、次の日に残らなかったのであれっと思ったのです。
あれよりうまい酒はない…と地元の人が言うとおり、「ベラルーシのサマゴンよりおいしい酒はない…」と、ロシアの人もうらやましがっていたほど。でも、毎日飲んでいたら死んじゃいますよね。鼻がまっ赤にやけて色素になってしまっている人もいましたっけ。
それから忘れられないのは、旧ソ連崩壊直後のどさくさに、スターリンのワインというのを飲んだとき…。これはうまい!日本で飲んでいるのはなんなんだ。その記憶に近いものを知らず知らずに探している。
そうなんです。うちは、酒はなるべく素材がいいものはもちろんですが、発酵のしかたで味が決まるのですから。玄米もそうです!。だから、その幻の味を探してつつ…。今はもうきっとニセのスターリンのワインがいっぱいでしょうから。素材がいいとか製法がよいとか、育ちがよくても、まずけりゃ、おかずにならん。そう、お酒を飲んでもちっとも酔わないので結局、味のあれこれになってしまうんですよね。楽しさがわからない。だから、今まで、触手が伸びなかった分野でもあります。
こんな暑い日に、蒸し野菜なんて誰も頼まないべ…と思っていたら、なんとサミット系の外人さん達がやってきてくださって、「蒸し野菜」と。おお、こっちが蒸し人間になりつつ、とぁ〜と気合いを入れて、湯気の中へ…。
女性のおひとり様にあったメニューかもしれませんね。女の子たちが考えているので。
いよいよ、練習に練習を重ね、夜の営業時間延長のはじまりです。
メニューから何から、新しいことを始めるのは新しいお店を始めるかのような緊張感でした。
夜の店長と若いスタッフも今日はさぞかし、ぐっすり…かなぁ。
お酒なんて、私はもうどうやって出しているんだかさっぱり、関与していませんのでわからないのです。若い子にまかせたほうが今風ですし。ちゃんと、今まであるグラスでなんとか上手に考えて、値段設定もしていました。お一人様に基準を会わせて…。
でも、1時間(フードのラストオーダー9時に)のばしただけで、夜は随分気分的にゆったりできますね。
今までうちのお店に立ち寄らなかったようなギャルちゃん二人も来てくれて……。玄米とおかずのセットをおいしいといって食べてくれました。これがいちばんうれしかった。外人さんが「おでん2人前」というのもおもしろかったですね。
うちのお店はお客さんはじめスタッフも個性的な人が多いと言われますが…。特に仕事に関して、まったく言われたことを守らない人がたまに入ってきます。そして、そういう人が性格的にはとてもいい人であったりするので、悩みが出てくるのですが…。
新しいスタッフから、どうしてそうなったのかゾクゾク質問が出てきました。普通の店なら許されない、1ヶ月でクビになるような人がどうして…。そういう人の仕事のホローが他のスタッフに回っていくわけですから質問もでますよね。
お米を急いで量って…と言ったはずなのに、さあ、炊こうと思ったらいない?どこ?さがせば、二階のトイレ掃除していたとか。なぜ?洗わなくちゃいけない茶碗類がいっぱいあるのに、鍋みがきをはじめちゃうとか。シャッターを途中までしかあげないとか。武勇伝はいろいろあります。私の分析では、主婦のパートさんのあたりはずれの確立は五分五分。できる人と変人の中間がいない。
洗い物がやまのようになっていても、洗う場所がなくても、とりあえずお茶碗を十個ぐらい洗ってふいて…。かたずくわけないだろう!と私がキレでも、大丈夫ですよ!って笑顔で帰ってくるんです。その調子でやっていけば、夜中までかかっても終わらないけど、そんなことはまったく関係ない。だけど、その人なりに仕事をいっしょうけんめいしているんですよね。叱られることや注意をされることが心外って顔するんです。まるで、子犬をいじめている私が悪いみたい。
そういうスタッフに子供からかかってきた電話を聞いてると、とってもいいお母さんだったり。
人間には本当にさまざまな人がたくさんいます。
ある程度、自由な空間にいるとそれが出てくるのですが、経済社会に適応する必要のない人たちがいます。ちょっとぐらい間違ってもいいんじゃないのぉ…なんて人は、本当は南の島でのんびり暮らした方が性にあっているのに、ムリムリ、重箱のすみをつつくような日本の経済社会に合わせなくてはいけない。
そういう人がお母さんだったり、家族や親戚にいるとね、成績が悪くて怒られた子供なんかが、とてもやさしく受けとめてもらえる、逃げ場になる。そういう親戚のおじさんもいつも大人のくせに叱られていたりとかね。それで、弱い人が助かる役割があったはずです。
そういう人たちが仮面をかぶって無理に適応つづけていたら病気になるでしょうね。
昔、男はつらいよ…の寅さんの撮影現場には、寅さんみたいな人がたくさんウロウロしていたそうです。何をするわけでもない。おしゃべりだけしていたり、なんの仕事しているかさっぱりわからない人たち。もちろん、人員整理とかはじまって、必要のない人たちがいなくなってしまったら、「なんだか寅さんがつまらなくなった」と言われるようになったと山田洋次さんが書かれていたのをよんだことがあります。
今まで32人のスタッフが来てくれたけれど(8年間の交替で)確立は6人に一人と計算ずみ!私の悩みは誰をベスト3にするのか…。
毎日同じ注意をしても、まったく直さなかったこの6人の方に甲乙をつけがたし…。
先日、このベスト3候補の強豪の方が見えましたけれど、「暇だから働こうかなぁ」というので、「みんなに迷惑掛けるからやめといたら」というと「そうだよねぇ」。って、暇つぶしにでかける先とちゃうんですよ。仕事場ってのは。と、心の中で叫びつつ、人とかかわるボランティアやったらいいよぉ。
ある意味、存在が癒し系。いますよね、お楽しみ会にいたら、やたら元気になる子供。
そういう癒し系のとんでも系の人が集まってスナックでもやったらはやるんじゃないでしょうか。必ずほっとできる。ビール頼んでも、ワインとか出てくるかも知れないけれど!
プルサーマル有識者検討委員会
いやいや、なかなかの放置プレイなんです。これが。
登場人物は道庁の職員と、有識者委員会、そして北電のみなさま…が、トークをしているのを道民約80名近くは3時間の間、声もたてずずっと聞いていて、発言も意見も、撮影も録音も録画もできないという、恐ろしい会議でした。つまり、道民は意見はインターネットや紙でしか発言できない影の存在。ただただ、道民の不安をどうやって解消していきましょうかねぇというトークを3時間もがまんして聞いていた人々…。
道庁の人間は20人くらい来ていたでしょうかね。
それと、有識者として北海道大学の工学部の先生たちを中心にした大学の先生たち…と。が、いかに表現したら道民にわかってもらえるんでしょうね…北電さんのセンスがダメなんだよ、もう!ってな感じのわきあいあいとしたムードをじっとだまって聞いている。
このシチュエーションってなんだろう。意見は全部紙かインターネットに送ってくださいね…。直接向き合うこともなく、意見も聞きたくもない。これは新しい人の意見の吸収システムです。
メールで受けた意見は自動的に、不安を感じている道民としてひとくくりされていく…。
だめなところがまったく良くならない日本の現状の縮図のようでした。
あ〜あ、いやだなぁ、このままおとなしく帰るのは。
「意見、意見って人の意見をこんなペーパーに落として、わたしたちの生の声をいつ聞くんだ〜!」とぶちきれて、マイクもなしに…。道庁若手職員2名はすかさず走ってきましたが、あんたら被ばくしてもいいのか!とさけびたいのを押さえて、無視して、話し続けてきました。
おとなしく帰れば良い道民だったかもしれませんが、悪い道民でもかまいません。つまみだされようとしたら座り込みして、帰らない覚悟で。
今更プルサーマルの安全性が理解できるわけがないのに…。
私は子供も大きくなって、随分幸せな人生の記憶があるけれど、これから子供を育てていく若い人たちは、プルトニウムを押しつけられることさえわからないんだから。
発言するな…というルールを守れず大声でキレた私はモンスター道民?いや、あの人達の方がずっとずっとおかしい。バイオハザードの会議室と同じです。狂っている…。自分たちが庶民の命の握っていることを知っていて、あの軽さ。
みなさん、道庁のホームページを開いて、プルサーマルの意見について送ってください。そして、生の声を聞く機会をつくらなければ…。
たった一人で暴れて…。ものすごい孤独でした。
それは独りぼっちとかそんな意味ではなく、平和ボケしているその会場の人たち全部が、放射能にまみれたらどんな顔になり、どんなふうに泣きわめくのか、いとも簡単に想像できるのが自分一人だったからです。どれほどチェルノブイリの人々の悲しみの顔を見てきたか…。
それが何よりも本当にとってもいやなんです。そうなってほしくないから言っているんですけれど…。
夜のメニューのスープ担当になりました私ですが、やはりいちばんおいしい…と記憶しているのはボルシチです。日本のレストランにあるのは王様のボルシチで、庶民はもっとあっさりしたのを食しています。
ロシア料理に接する機会が多かったため、随分たくさんのスープをあちこちでいただき、それはすべて作ってくれた方がたや、そういうすべての空気を含めて覚えています(すべて放射能入りだったけど、味には悪さをしないのでこれが泣けるほどうまい)。
それを再現すること…は、これはこれでまた難しいのです。身土不二とはよくいったもので、塩と水が違うのでまったく違う味になってしまう。土壌も違うので同じ赤カブでも微妙に味が違うのですから。
逆に考えると、ロシアでおいしい味もまったく同じ食材を持ち込んでつくっても、日本で食べるときの身体においしいとは限らない。ただ、舌の記憶は別ですけれど…。イタリアやロシアの図体のでかい男達が「ママ〜」とメロメロになっているのをみれば、やはり食によって一家を支配してきた母親の存在が大きいですよね。
(うまいものが健康をつくるとは限らないですけれど…ね)
和食は、水が命の料理ですから、ロシアでつくってみたときに、それは本当にわぁお、まずっと思ってしまいました。油が入るとようやく食べられます。
そんなわけで、和風のボルシチをつくるには、今まで、ちょっと気が引けていて…。若いスタッフにも迷惑かけられまいと、重い腰をあげてなんとか再現してみました。
伝統の料理を代々引き継いできたロシアのお母さんたち、おばあちゃんたちが食べたら、ん?と思うかも知れないですね。日本人ってすぐに自分たちの口にあうように変えてしまいますから。
もしも、そんなふうに叱られたら、「こちらにはそんな太ったおばあちゃんもいないから味がでない」なんて冗談で言うと納得してくれる人たちです。「そりゃそうだよ」という彼らの顔を目に浮かべながら。
葉風のボルシチをぜひお試しくださいませ。
(スメタナというサワークリームはどうしてもつくれませんので、ロシア人が来たら、「冷や奴に醤油がないのと同じだ!」というかもしれませんが、私はスメタナが大嫌いでした。というのも、せっかくのスープの味をスメタナが全部消してしまうのですから。味噌汁の最後に、外国人が味噌をあまり入れないでというのと同じ…かな。)
たまたま…でもないけれど、中国の方や他の国の方々から教えてもらった料理を、少しずつ夜のメニューに加えたいと思って準備をしている最中にそれは起こりました。昨年は中東のお料理にはまっていたわたしたちでしたっけ。
そう、これはロシア料理のブリヌィを卵や牛乳を使わずになんとか再現でき、ジャムとカッテージチーズもどきをまいて写真におさめてエツにいっているとき。ちょうどいらしたお客様に半分お持ち帰りでふるまわせていただき。自分たちも味見…。ん?昨日はさんざんおいしかったのに、今日はちょっと。ブルーベリーはカッテージに合わないのかもねぇ。なんだかカッテージがとうふのように感じるね。酸味が消えてしまった(カッテージもどきは豆乳ヨーグルトからつくったものですが…)
苺ジャムにしときましょう。
さて、それはそれから数時間後のことです。あれ?さっきブリヌィにまいたのって、白和えのもとと違う?それって、とうふそのもの!
そうだった、カッテージチーズもどきは私が勝手に入れ物を変えちゃったのでした。
って、自信たっぷりにさっきお客さんにあげちゃったし…。まずっ!何これってガッカリしているかも〜。ごめんなさい。
いよいよ地元の農家さんが、大量の葉菜をもってきてくださいました。
白菜、キャベツ、小松菜、水菜…どっさり。冷蔵庫にも入りきれない。
まちにまった葉物野菜。自分ちに畑があれば、いいのになぁとこのときほど思うことはありません。
このありがたい野菜たち。冷蔵庫に入りきらない分は麹付けだと大量につくっても酸味がついてきてしまうので、キムチ系にしました。
うま、うま。ってピッタ系の私はあまり辛い物は食べてはいけないのですが…。つまり、カッカしやすくなるのです。もちろん、ちょいとつまむだけにして。
イライラ気味の人は、辛い物を食べてはいけないんですよ。
韓国の冷麺など、辛い物系のかくし味に入っているのは梨で、梨の甘みがとてもマッチしていますよね。もちろん、まだ梨などは出ていませんし、オーガニックの梨などは高価で使えないので別の果物で代用しました。
どこの国の料理でも、庶民の食べてきたものというのは精進料理に近い物です。韓国で昔から庶民が肉を食べてきたわけではありません。
まだ小麦が貴重だった時代の餃子が紹介されている本がありました。大根や青い葉で包んだと。チャングムでもそんなシーンがあったと思い出しました。恐らく包んだ具も野菜だったことでしょう。
そういう情報をみつけるとうれしくなりますよね。だって、百年前の人たちが食べていたものと同じように味わえるんですから。
日本のお総菜だって、肉などを抜いた物を考えればいいわけで。
そういうふうに見ると郷土料理はおもしろいです。お米がなくて、おからでお寿司をつくっている地域もありましたねぇ。
さあ、寝かせているキムチがどんなやら。もちろん、辛くしてありませんから…。来週あたりメニューでだせたらいいのですが…。
早く置きたくてなかなかできなかったお茶たち。やはり人気です。
自分が学生時代、飲食店でアルバイトしていたときは、ここをこんな風に変えたらいいのに…なんてアイデアが出てきたものですが、自分でやってみると変えなくちゃ行けないところが無限にあって、一つ一つをこなすのが大変なんだということが、やっとわかりました。
ようやくお茶のメニューを変えて、アーユルベータのピッタティー、カパティー、ヴァータティーというのがメニューに加えられ、やはり好評です。
そして飲みにくいカパティーがいちばん人気なのが予想外でした。そのお茶は本当にスパイシーで。カパが悪化しているむくみや便秘にいいのですが、辛いわけではなくヒリヒリするような。お茶としてではなくてそのまま料理に使っても良いような。でも、それがおいしい…と。
そして、二番人気がヴァータティーです。これは夕方、ちょっと疲れたときに、見た目やせの大食いみたいな冷え性の感じの方にはピッタリ。これは予想通り。でも、このハーブの甘い味が私には、苦手ですが、それが心をほっとさせるらしく、落ち着いた…と言われます。
最後は、暑いときに暑さをとってくれるピッタティーで、昨年は私はこれを使わせていただいて夏を乗り越えた感じです。自分にピッタリの。ともすれば、頭の中で、自分の思うとおりに人を動かそうとしたり、自分の気に入らないことを改造しようと考え続けるようになってくるときもいいですよ。ピタっとそんなこと考えなくなるのですから。そういう悪い考えも天気や気温や体調から来ているときもあるのですね。
ま、いいか…と思えるようになってくる。
ぜひ、一度お試しを…。
そういえば、ちょっと郵便局まで行ったとき、空き地にずらっとマルキバス(いわゆる機動隊のバス)が並んでいました。おお、こんなところで待機しているんだ。ご苦労様です。サミットのものものしい警備陣のむこうにきれいで大きな虹がかかっていました。久しぶりです。
警察のものものしい雰囲気でさえふきとばす、虹ですがすがしい。
ピッタの人はこんならしいですよ。自然にふれることで気分転換できる。イライラしたときは、どうぞピッタティーを飲みながら、公園でもいって、緑をながめてくださいね。アキバではなく…。
夜の延長の時のメニューにちょっとさまざまなお楽しみを…と考え中です。そんなひとつに、ロシア料理のブリヌィというのにチャレンジしています。クレープの厚めの皮に、カッテージチーズとジャムを入れてまいた物です。
あちらでは、これはごはんのおかずなのか、それともお茶のお供なのかわからないけど、どっさりつくって、なくなるまで何度も出てくる。(ホームステイしていた時のお話。)もちろん、電子レンジなどなかったので、一家の主婦はそれをあたためるたびに、ひまわり油で焼いてあたため、もうそれはだんだんに揚げ物になっていくのです。どうしてそんなに一度に何十個もつくるの!っと言いたくなるけれど。そんなわけで、こっそり主婦のいない間に、現地の若い人たちを呼んでこっそり食べてもらい…ああ今日は食べたという作戦に。そしたら、そんなにスキならといってまたどっさりつくられたんだけど…。
それでも、そのブリヌィはつくりたてはおいしい。クレープというよりはプリっとした皮、もちろん本場物は、牛乳や卵を入れていますが、うちのはそれなしで、全粒粉で。そして、カッテージチーズのかわりに豆乳からヨーグルトをつくり、それから水分をきって、カッテージチーズ風のものができました。ここまでくれば、もう少し。あとは砂糖抜きのジャムを入れて、まいて。うわぉ、これじゃこれじゃこの味じゃ〜。ここまで近づけば、ええんでないのぉ。なつかしさがこみあげてくる。
それにチーズじゃないから胃もたれしないし。ひまわり油じゃないからムカムカしないし。
いちばん若いスタッフのAちゃんが、「このとうふとジャムのおいしいですね」と言ったとき、そうおばさんはわざわざ、「とうふじゃなく!カッテージチーズ…もどきでしょ!」と訂正までするこだわりようです。
あとはこれを滞りなくお客様のところまで、お出しできるかですね。
つまり、皮の部分の焼き加減の技術の完成と、カッテージチーズもどきがいつでも成功するか。ぜひとも、みなさまに食べていただきたい。


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